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夜半歌聲 逢いたくて、逢えなくて/夜半歌聲



STORY
1927年、北京。ソン・タンピンの舞台「ロミオとジュリエット」はその斬新さと華麗さで一世を風靡し、彼自身が設計した壮麗なオペラ座も注目の的だった。彼に憧れるファンは数しれずいたが、彼が愛したのはただ一人、ユンエンという娘だった。しかし、時代も社会も二人の愛を揺るさなかった。無理矢理引き離された二人、財閥令嬢のユンエンは他の男と結婚させられ、タンピンは何者かに襲われ、劇場もろとも炎に包まれた。その後、彼を見たものはいない…。それから10年、旅回わりの一座が廃虚となったオペラ座にやってくる。深夜、若い劇団員ウェイチェンは劇場に響く哀しい歌声を聞いた…。
 
REVIEW
「オペラ座の怪人」をモチーフにした1937年製作オリジナル「夜半歌聲」という映画のリメイク版。
何故、今まで鑑賞しなかったのかな?と感じるくらい面白かったです。
「オペラ座の怪人」と「ロミオとジュリエット」を掛け合わせたような作品で、多少ならずともクサい演出は否めないですが、展開や構成も良かったけど、個人的に役者が演じるキャラクターに魅力があった。

全体的に漂う芸術的な雰囲気と背景、それに沿うように進行するタンピン(レスリー・チャン)とユンエン(ン・シンリン)の悲恋が見事に合っていて、物語に引き込まれてしまいますた。
あと、背景が凄くよかった。劇場のセットはとにかく素晴らしく見所があるし、音楽もタイミング良く使われて物語に入り込みやすかったです。

この映画は、男女の恋愛を描いているけど、同時に今のわしらの世代では考えられない世界観を描いているよね。
例えば、ユンエンが無理矢理、嫁がされる場面なんてまさにそう。母親の存在がユンエンにとって悲しすぎる。一番の味方であってほしい母親さえも父親の言いなりだし、それが家と家が結びつくのが当たり前の世代だったってのが悲しい。で、嫁いだ先では処女じゃないからって殴られて追い出される。ほんと女って何だろう??と怒りと悲しみが湧く。

悲しい運命のユンエンだけど、彼女の強さはタンピンを想う心だったように感じる。確かに彼女はまともな精神状態ではなかったけど、だからこそ、彼女に残された感情はタンピンへの想いで溢れていて、それが人を想う強さを映しだしているような気がした。

もうね、久々に胸が痛くなるような、感情が入り込む映画を観たなぁって気がする。
レスリーはもちろんなんだけど、シンリンの存在感が半端ねぇ。
観ているこちらにまで感情がしみこむような切ない気持ちになる。やっぱりン・シンリンって人は存在感といい演技といい、いいわ?。物語を引き込む力がある人だと感じたよ。

そして、レスリーが歌う曲が凄くいいんだよね?。
ベタなんだけど、聴いているうちに映画とシンクロして切なくなってくる。しかもその曲はレスリー自身が作ったとか、ほんと多彩な人だったのね。

ラブストーリーとしてはスタンダートで目新しいものはないけれど、役者が演じるキャラクターの良さが物語を引っ張っていたように感じる。
何だかんだで凄く胸が苦しくなるような感情に駆られた気がしますた。



1995年/製作
監督:干仁泰 (ロニー・ユー)
出演:張國榮(レスリー・チャン)/呉倩蓮(ン・シンリン)/黄磊(ホァン・レイ)/

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