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レッド・クリフ

赤壁


STORY
魏の曹操が北部を平定し、南部へと兵を進める。荊州に位置していた劉備軍はこれをさけるように南下するが、当陽県長坂にて追いつかれ、敗戦する。
劉備は諸葛亮を江南へと派遣。江南の大勢力である孫権と同盟を結ぶ。後に孫権は数万の軍勢を派遣、劉備とともに長江の赤壁付近で曹操軍と相対する。


 
REVIEW
何を隠そう、実はかなりの「三国志」好きなわし。この映画の製作が決まって2年以上、ずっとワクワクしながら待ってますた。
ちなみに「三国志」には「正史」と「三国志演義」とありますが、この映画は「三国志演義」を描いています。でも表現が面倒なんで、以下の「三国志」という表現は「三国志演義」という事を前提にご了承くださいまし。

あと、たぶんわし自身の想像する「レッド・クリフpart2」の見解もあるので、気になる方はこの先の感想をあまり読まないほうがいいかも知れません。スミマセン。



…という事で感想を述べば。


もう、製作が決定して配役の変更や撮影の進み具合にやきもきして、これで期待はずれだったら、どうしてくれよう…と思ってましたが、ん、もう!期待以上に良かったわ?。

「三国志」にあまり知識が無い人でも楽しめるんじゃないかなぁと思いますた。
冒頭にきちんと説明もあるし、何よりエンターテイメントとしてよく出来ている。
あと、華のある配役とベテランのバランスも凄く良かったです。


赤壁の戦い自体、「三国志」の中でも1番の見せ場、part1は言わば、前哨戦みたいなもんなので、大きく対局が動くわけではないですが登場人物の背景や「蜀」「魏」「呉」の構図や力関係がわかり易くまとめられていたように思います。

劉備(ヨウ・ユン)を中心とする、関羽、張飛、趙雲、そして孔明(金城武)の「蜀」
曹操(チャン・フォンイー)率いる「魏」
孫権(チャン・チェン)を主君に持つ「呉」の軍師である周瑜(トニー・レオン)
すべてが魅力あふれるキャラクターとして描かれていますた。

特に「蜀」の趙雲役のフー・ジュンはかなり格好よかったです。この映画の主人公である周瑜や孔明より格好よく映ったんではないかなぁと感じました。だって、もう登場シーンから格好よかったんだもん。あと、「九官八掛の陣」で馬乗りながら飛んでくる槍を手にするところなんて、かなり惚れた。

あと、関羽役と張飛役の方は想像する「関羽」「張飛」にピッタリでテンションかなり上がりました。

好印象だったのは、チャン・チェン演じる孫権。「孫権」には優れた武将であった亡き父「孫堅」と亡き兄「孫策」がいたわけだけど、この父と兄の存在が大きすぎて苦悩するという背景がちゃんと描かれていたのが良かったです。


曹操役のチャン・フォンイーもかなり好きでしたねぇ。この「赤壁」ではイヤな人物像に描かれているけど、「曹操」の戦略家的背景を上手く表現しているように見えた。

徳の人である劉備を演じたヨウ・ユンもかなり良かったです。劉備という人は人望に恵まれた人なんで、軍の人数は「魏」に及ばなくとも、関羽、張飛、趙雲というずば抜けた武将に恵まれているという人物像が描かれていますた。

「赤壁」part1の最大のクライマックスである「九官八掛の陣」はかなりの興奮もので、よく視覚化できたなぁと関心するばかり。
そこに、一人一人の武将が活躍する見せ場にも感動したけど、あの大掛かりな仕掛けを最大限に描ききった所に面白さを感じました。ホント、よく映像化したよ。

あと、ジョン・ウー監督の十八番である鳩が色々な場面で使われているのが印象的ですた。

視覚効果としてワイヤーやCGも使っているとは思いますが、武将たちが戦う接近戦はアクションを楽しむには十分すぎるほど面白かったし臨場感も感じる。
そして人海戦術で見せる数々の場面は物語に壮大な迫力を感じますた。


さて、映画の肝心の主人公である周瑜と孔明にあまり目立つ雰囲気がなかったと感じる事もあると思う。でも大きな動きがなかったのは、彼らがあくまで軍師という立場であることも関係すると思う。なので、このpart1自体で活躍を期待はしなくていいと感じた。

part2で「赤壁」の本番を迎えるとは思いますが、ここからが周瑜と孔明の頭脳戦が始まり、そして、この二人の関係に変化が表れてくると思います。そこに対立する「魏」との攻防戦が加わるので、面白くないわけはない。
10万本の矢、火計、東南の風、がどう表現されるのか、たぶん現れる登場人物、龐統の存在とか、もう期待せずにはいられまへん。
あと、ヴィッキー・チャオ演じる孫尚香の存在、リン・チーリン演じる小喬の存在もこれから物語にどう関わっていくか楽しみ。
part2でそれら諸々をまとめる事が出来るのかが、多少不安的要素でもありますが、トニーさんと金城武の魅力が大いに期待できるかと。


個人的には「魏」の曹操と「蜀」の関羽との微妙な関係もpart2で描いてくれるだろうと期待してます。なぜ、曹操が敵であるはずの関羽という武将を欲しがるのか?そういう背景が「三国志」の面白さでもあるんだよねぇ。


「赤壁」自体も長い物語ですが、心理戦や戦略の面白さ、人間関係、壮大な背景と飽きのこない展開に時間はあっと言う間に過ぎますた。part2はこれからもっと面白くなっていくと期待は高いと思う。
個人的には「赤壁の戦い」だけではなく「三国志」の全体を知るともっと面白いと思います。

劉備と孔明の「三顧の礼」そして、「天下三分の計」とか把握していると楽しめると思います。

三国志好きとしては「黄巾の乱」から知って欲しいのが本音でもあります。そこから、連合軍VS董卓軍、曹操と袁紹の「官渡の戦い」とか、さまざまな事柄や人物が絡み合って「赤壁」へと繋がっていく。
「赤壁の戦い」の後の、劉備VS孫権の「夷陵の戦い」、そして孔明VS司馬懿仲達の「五丈原の戦い」も壮大な物語。ホント、はまります。

もちろん、この映画だけでも娯楽性も高く物語りとして面白いですが「三国志」を知るとさらに楽しめる映画なんじゃないかと思いますた。

でもま、なんだかんだでフー・ジュンの趙雲が素敵すぎでpart2は絶対見に行くと心に決めますた(笑)



2008年/中国、香港、台湾、韓国、日本

監督:呉宇森(ジョン・ウー)
出演:梁朝偉(トニー・レオン)/金城武/張豊毅(チャン・フォンイー)/張震(チャン・チェン)/趙薇(ヴィッキー・チャオ)/胡軍(フー・ジュン)/中村獅童/林志玲(リン・チーリン)/巴森扎布(バーサンジャブ)/尤勇(ヨウ・ヨン)

Comments

micchiiさん す、すみません(汗) 
micchiiさん、返事が遅くなって申し訳ございません!!

『レッドクリフ』凄かったですね!
でも、金城武やトニー・レオンよりフー・ジュンが格好よく見えるってのは・・・
でも、物語も「長坂の戦い」からやってくれたのは、物語を描く意味で重要でしたのでよかったなぁと思いました。

八掛の陣は見事としか言いようがない演出で、これが赤壁の前哨戦とは思えない大掛かりな演出に感動しました。

他の武将の描くバランスも良かったですよね。「赤壁」では蔡瑁も必要不可欠ですし。

part2はどういった見せ方するか凄く楽しみですよね。
お久しぶりです 
フー・ジュンのかっこよさがおいしいところを全部持っていったような映画でしたが、三国志ファンとしても、満足できる映画でしたよね。
おっしゃるように、八掛の陣の再現には興奮しましたね?!
魯粛と蔡瑁が結構大きく扱われるなど、武将への比重のかけ方も、わかってるなおぬしという感じでしたね(笑)

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